イナズマと私

イナズマイレブンと生活について書いてます

マシュマロお返事 2023/8/1

マシュマロありがとうございます!

 

marshmallow-qa.com

 

 

こんばんはー!!こちらこそいつも色々と見守って頂いているようで…!ありがとうございます☺️

 

以下ガチで長文なのでお時間空いてる時に読まれてください…笑!

 

私個人としては私の絵のレベルはまだまだだという事を大前提にお話させてください!まず初めに私自身のことから話すのですが、私の今までの絵の練習歴としては

・週に一回程度たまーに絵を描く人だった

・木屋くんと出会ってから毎日絵を描く事を目標にして描く(2011〜)

・ワンドロにハマって描ける日はほぼ毎日、たまに一日3枚描いてた(2014〜2015)

・2015夏から画塾に通い始めてデッサンなどを3時間/週5やる(2015〜2016)

・デッサンと着彩(透明水彩でのデッサン)を6時間/週6やる(2017春〜2018春)

・それまでたまーに思いついた時に、程度だったクロッキーを2017から少しずつ積極的にやるようになる

・2019〜2021ボンヤリとゆるいスランプを抱えつつ…コロナ禍のリモート時にポーズ集のクロッキーを2、3冊やりました

・2021夏に描く事を一旦脇に置いて絵について色んな本を読んだり画集を見たりして絵の研究をしました

・2022〜2023〜 絵をお仕事として改めてちゃんと向き合ってみたところ、やっとスランプから抜け出して、イラストってこうやって考えてったらもっと楽しく描けるのかもしれない!こうしたらもっと上手くなれる!というのが見えてきたので最近はクロッキー、模写、書籍を読む、絵を見る、作品観るなどのインプットもアウトプットも沢山したくてめちゃめちゃ楽しいです。

…という感じで、精神的な部分もちょいちょいありますが、長きに渡っていろんな事を外部の力も借りながらチマチマやっていた…という形になりますので全部を参考にするのはかなり難しいかもしれないです。

結構私は練習やら自分の中の絵を描く時のルールやらと外堀から埋めていったところがあるというか…。かなーーり遠回りして今の状況にあるので、↑で私がやったものよりも効率的に絵が上達するための近道はめちゃめちゃあると思ってます。

(蛇足ですが、一応木屋くんに出会った2011年からの過去の絵は直近の絵以外ほとんどpixivに載っているのでどこか気になる箇所あればそちら参考にしてみてください😂)

 

 

マロ主さんのお悩みには

①描きたい構図や角度が描けない

②自分の絵に面白みや感情を感じれない

の2点からお答えしたいと思います。

 

①描きたい構図や角度が描けない

こちらに関しては、「頭の中にボンヤリとあるこうしたいな、は一度も描いたことがない、或いは資料が足りていないと描くことができない」というのを前提に考えられた方がいいかもしれないです。

そういった時にクロッキー(私がよくモルフォとかでやってるやつです)を繰り返しておくと、過去に何度も繰り返して描いたことを手が勝手に覚えててくれて、絵にしたことのないものでも自然と描けるようになる…ということがあります。個人的なオススメのやり方としては

・描いたことのないポーズ、物、などを描きたいけど描けないという状況になった時、まずはそれを描く前に30分〜2時間ほど、気が済むまでいろんな角度からの写真や絵を模写/クロッキーしてみる

・その事前準備を苦なく行うためにも普段からクロッキーを習慣にしておく

の2つがオススメです。

ポーズだけでなく構図の場合でも同じで、例えばパースのついた人物であったり背景の中に人物のいる風景であったり、そういったものであってもすごく小さくでもいいので一度描いてみるとその完成のイメージが自分の頭の中に蓄積されていきます。するとなんとなくこういうのが描きたいんだよな、というのを描き起こしてみた時に自然と違和感に気付けたり、より良くしていく方法がわかったりということにつながっていきます。

 

②自分の絵に面白みや感情を感じれない

こちらに関してはマロ主さんの性格や現在の絵の状況なども見てみないことには見当違いな答えを書いてしまうかもしれませんがご了承くださいませ…!

こちらの解決策としては、自分の描く形、色、線、構図、内容など、絵を構築するすべての要素を細かく分解していって、それぞれに対して自分の癖をいかに追求できるか…にかかっていると思います!

そもそも私が初めて美術解剖学に触れはじめたキッカケもイナズマイレブンの子を描くなら絶対に「サッカーをやっている姿形」で描きたい…!という想いがキッカケで、それを求めて今もそれぞれの子の自分の解釈に合っているかつその子の性格や過去も含めた理想的な姿形で描きたいというのを求めて人体の練習を続けつつ描いているところがあります。

色に関しては自分の好きな深みのある鮮やかな色での調和を求めつつ…そもそもの「描きたい絵」は自分自身が物事に対して感じている感情や生きている実感を描きたいなと思ったりしています。

もしかしたら「自分の絵についてどれだけ考えられるか」ということかもしれません。

私は絵を描いている時に極たまーーーに泣きそうなほど絵を描くのが楽しい時があるのですが、そういった時は毎回必ず自分の思っている"それ"が描けた時に起きているような気がしてます。

そういった自分の"癖"がまだ曖昧な場合は、まずは自分の好きを知ること-知るためにたくさんのものを見ること、そして考えること。それを自分の絵に取り入れるにはそれをよく観察して、クロッキーしたり模写したり、そして一番大事なのは描いている最中にも自分が描きたいと思っている事を常に意識することかな〜と思います。(無意識レベルにできるようになるまでは疲れちゃうので本当にすべての絵で意識しなくてもいいと思いますが笑!!)

 

インプットというのはただ見ることではなくてよく観察をして取り入れること…だと個人的に定義しているのですが、対象を10分でもクロッキーするとそれだけでその対象を何時間も眺めるよりも多くの情報を自分に蓄積することができます。その上で、参考元と同じような表現を手に入れたい、描写力を手に入れたいということになったら模写をする(クロッキーよりも丁寧に一本一本の線や一つ一つの塗りをしっかりと見本と合わせて描く)のがよいと思います。

 

ということで、クロッキー/模写はめちゃめちゃオススメです!正直クロッキーは一枚一枚がいかに本物とそっくりかどうかとかよりはとりあえず毎日何体か描く事を続けて習慣にすることが一番大事かな〜と思うので、手慣らし感覚で毎日10分でも30分でも1時間でもやってみるのがよいとおもいます!毎日続けりゃ365倍のパワー👊

モルフォは全然初っ端からやっても良いのですが、興味がないことには上手く脳に入って行かないということもありますのでまず初手のおすすめは

⒈自分がこういうポーズ、こういう絵を描いてみたいと思ったものから始める

⒉まず何かを見ながら描くということに慣れるためにも極力シンプルな形のものから始める

⒊人体に興味があればモルフォから始めちゃっても問題ないです!初めは何が何やらって感じだと思いますが、パーツ分けて図解されていくのでパーツ毎に描いていく頃にはクロッキーにも慣れてると思います。ちなみに人体を勉強するならモルフォがめちゃめちゃシンプルでかつ情報量も多くて良い本です。

あたりですかね…。

個人的にまずクロッキーに慣れるので一番オススメしてるのはZARAのアプリです!ZARAのアプリは男女+子供と幅広い年齢層のモデルさんの写真があるのと、服の生地がテロテロなのか服をわかりやすく見せてくれるためなのかは分からないですが、服の皺とかも極力シンプルな写真ばかり載っているので大きな流れとかを捉えるのに便利です。あと本当にいろんなポーズ、いろんな構図の写真が見やすい。無料なのでとりあえずのお試しでやるとかもできますよ🙆‍♀️

 

色々と個人的な経験則を述べてきましたが、正直私のやり方はかなり泥臭く積み重ねていく!みたいなやり方だと思います…!なので、〇〇の描き方、みたいな特定の技法というよりは絵を描いていく上で自分で試行錯誤しながら描けるようになるやり方、「1人の絵を描く人間の絵の捉え方」として読んで頂ければ幸いです!

 

イナズマイレブンの話をするのも好きですし、絵の話をするのも絵について考えるキッカケになる(し考えれば考えるほど少しずつ上達していく)ので好きです。なので絵に関するマシュマロはむしろありがたいです😊

マロ主さんも熱中症などお身体にお気をつけて!共にたのしく頑張りましょう💪💪!

(むかーーしフランとベルがすごく好きだった頃があるのでここにきて感動共有できているのめちゃ嬉しいです🐸!!!)

 

マシュマロありがとうございましたー!